OPAC(蔵書検索システム)Q&A
Q. OPACってなんですか?
Q. OPACでは何がわかりますか?
Q.OPACはどこの図書館でも同じですか?
Q.病院図書室・看護学校図書室のOPACの使い方は?
Q.検索結果に「図書」「雑誌」「製本雑誌」と三つのタグが出るのはなぜですか?
Q.検索結果「雑誌」の中に、キーワードに関係なさそうな検索結果が・・・?
Q.「雑誌の特集」ってなんですか?
Q.OPAC検索のコツってありますか?
Q.横断検索って何ですか?
Q.見たい本があったけど、場所がわからない・・
Q. OPACってなんですか?
A. 図書室(館)の資料の総合カタログの検索システムです。
OPACとは、Online Public Access Catalog の略。図書室(館)で保管している図書や雑誌のリスト(カタログ)を、パソコンを使って検索できるというもの。 探したいテーマのキーワードが設定できていれば、直接書架を見て探すより楽に見つけられます。Q. OPACでは何がわかりますか?
A. その図書室(館)で見られる資料と、保管してある場所がわかります。
その図書室(館)に探したいテーマに該当する資料はあるか、それはどの書架のどのへんに保管されているのか、がわかります。Q.OPACはどこの図書館でも同じですか?
A.基本は一緒だけど、内容はその図書館独自のもの。
OPACはたいてい、その図書館独自のものです。どの図書室にもあるわけではなく、また使い方も少しずつ異なります。 ただし、キーワードから蔵書を検索する、という点ではどこも同じです。Q.病院図書室・看護学校図書室のOPACの使い方は?
A.キーワードを入れて検索するだけ!
基本的に図書のタイトル(の一部でも可)からの検索となります。入力欄に単語を入力し、検索ボタンを押すだけ。結果は、受入年月日が新しいものが上位に来るように設定しています。 「本」「雑誌」「雑誌の特集」の3種類から探せます。Q.検索結果に「図書」「雑誌」「製本雑誌」と三つのタグが出るのはなぜですか?
A.図書室で分類している資料ごとに分けて表示されているからです。
「図書」は、一般的に皆さんがイメージする「本」です。 「雑誌」は、「雑誌そのもののタイトル」と、「雑誌の特集記事」の両方を検索した結果です。 「製本雑誌」は、受け入れてしばらくしたバラバラの雑誌をまとめ、分厚い本に仕立て直したものです。利用者の方がOPACでこれを参照する必要はあまりありません。Q.検索結果「雑誌」の中に、キーワードに関係なさそうな検索結果が・・・?
A.もう一回クリックで特集記事の画面へ!
検索結果に出ている雑誌のタイトルをクリックしてください。キーワードがどのワードに引っかかったのかがわかります。雑誌そのもののタイトルではなく、その雑誌の特集号にヒットしたのです。そして、その特集がその雑誌の何巻何号のものかもわかります。Q.「雑誌の特集」ってなんですか?
A.その号のメインテーマ。
雑誌の表紙に、大きく書かれている文がだいたい特集です。その号のメインテーマで、いくつかの記事がテーマに沿って掲載されています。図書ほどボリュームはないものの、ちょうどいい図書が見つからなかった場合に役に立ちます。Q.OPAC検索のコツってありますか?
A.一度の検索で絞り込みすぎず、キーワードを変えながら何度か試してみること。
OPACの検索は、Google等の検索システムに比べると融通がききません。OPACでは、ひらがな・カタカナ・漢字は区別されます。漢字も「褥瘡」と「褥創」では異なりますし、同義語(子供・小児・幼児)もすべて区別されます。
「がん看護」で検索するより「がん 看護」で検索したり「癌」でも検索してみたり、
「胃がん」で見当たらなければ「消化器 がん」で検索するなど、ワードを変えて試してみてください。
「高齢者の口腔ケア」について調べたい場合は、「口腔ケア」というメインとなるキーワードだけで検索し、その結果に一度目を通してみてください。
本のタイトルには含まれなくても、内容の一部にテーマに沿った項目があるかもしれません。良さそうだな、と思った本は、実物を見に行って中身をチェックしてみましょう。